キャンパーに「あのボックス」と言えば伝わる、ギア収納ボックスがある。
昭和28年に創業した岐阜県の老舗プラスチックメーカー「リス株式会社」が販売している、「トランクカーゴ」という製品だ。
アウトドアしたことない人でも、「あーこれね」と思ったのではないだろうか。
トランクカーゴの特徴は、なんといっても「耐荷重100kg」ということだ。
そのため、キャンプでこれに荷物を入れて行って、イス代わりとして座ったり、テーブルとして使う人もいる。
俺は、荷物のほぼ全てをこのトランクカーゴに入れていて、引っ越しの時はそのまま持ち出せる、「荷造り不要」の状態を目指している。
さらに、ただ部屋の中に積み上げておくだけではなく、狭い部屋を広く使うために、従来のベッドを捨てて、このトランクカーゴでベッドを作っている。
最近、ちょうど引越ししたので、新居でベッドに変身するところを写真に撮ったのでまとめておく。
↓まず、トランクカーゴの50Sを6個と、20Sを2個並べる。
トランクカーゴだけで重さは支えられるので、その隙間には好きなものを収納していい。
↓次に、その上にスノコを広げる。
これは、以前使っていたニトリのベッドのスノコ部分だけを再利用しているもの。
ロールタイプの弱いやつだと安定しないので、3つ折り・4つ折りみたいな、縦方向にも強めのものが良い。
↓この上に好きなマットレスをのせる
自分は、トゥルースリーパーに無印のカバーをつけている。
↓あとは、普通に掛け布団をセットするだけ。
耐荷重としては、トランクカーゴ1個が100kgなので、8個使っているので800kgまでは大丈夫な計算だ。
実際、スノコさえしっかりしたものなら、寝たり乗ったりしたときに、ガッチリした感じで全然不安感はない。
正直、こんなことやってる”イカれ野郎”はほとんどいないと思う。(このブログだけ見つけて参考にさせていただいた)
ただ、”ベッド”というのは、自分の持ち物の中でもかなり巨大で、ミニマリズム的にはないと嬉しいものだ。
これなら、いわゆる「ベッドフレーム」は手放せるので、引越しも楽々だ。
最近では、無印良品でも「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」という名前で、販売されている。
これは、OEM製品(リスに製作を依頼しているもの)なので、カラー以外は形も耐荷重も完全に同じものだ。
しかも、なぜか無印良品の方が安いので、特にカラーにこだわりがなければ、無印のものでいいと思う。
もしやる人がいた場合は、スノコだけは吟味して選んでいただきたい。(自分はペラペラのを買って1度失敗している)