【ミニマルライフ#3】電気ケトルを手放してスキッターに変更

まず断っておくが、このエントリーはミニマルライフのための断捨離活動を記録するものだが、内容はほぼソロキャンである。

 

山では、とりあえず「湯さえ沸かせればなんとかなる」といわれている。

湯があれば、アルファ米を戻したり、ラーメン類を作って、食事を摂ることができる。

日常生活においても、「湯を沸かす」という行為は、その他の調理から独立して、重要なポジションを持っている。

自分は、今までRussell Hobbsの電気ケトルを使ってきた。

表参道の珈琲屋さんに行った時に、これを使っているのをみて一目惚れし、同じものを買ったのだ。

これはめちゃくちゃ優秀で、本当にすぐ湯が沸く。

また、注ぎ口が細くなっており、コーヒーをゆっくり抽出することができる。

これから電気ケトルを買おうとしている人がいるなら、絶対にお勧めできる製品だ。

場所をとる

便利で格好いいのは間違いないのだが、うつ病で頭がおかしくなって、身軽になるためにミニマルライフを目指すようになると、場所を取るのが気になってきた。

また、キッチンのコンセントに常時差しておくのは不安なため、毎回抜き差しするのだが、それもめんどくさい。

ということで、手放してみることにした。

どうやって湯を沸かすか?

電気ケトル以外で湯を沸かすとなれば、まず思いつくのはヤカンだろう。

ヤカンの購入もかなり検討したが、やはりあの独特な形状のモノが増えると、結局場所をとる。

 

そこで、自分はキャンパーであるため、キャンプギア的観点で、スキッターというアイテムを購入した。

NANTO スキッター チタン(1,600円)

 

キャンプしない人からすると、「なにこれ?」という感じだろう。

これは、湯を沸かしたクッカーに付けることで、注ぎ口を付加するアイテムだ。

早速使ってみよう。

まずはクッカーで湯を沸かす。

このクッカーは何度も焚き火にぶちこんでいるため、”味が出ている“のはご了承いただきたい。

湯が沸いたら、スキッターを付けてコーヒーを淹れてみよう。

いい感じに、細く淹れることができた。

スキッターなしでやると、湯が底につたってこぼれ放題になる。

なぜ、こんな隙間が空いた針金みたいのだけで注げるかというと、水の張力が、ただ落下するより、ワイヤーを伝う方に作用するかららしい。

物理学的な詳細までは分からない。

満足

コーヒーはいつも通り美味しく淹れることができた。

自分は、キャンプ・登山においても、UL(ウルトラライト)という分野を目指しており、スキッターはまさにそこでも活躍するアイテムだ。

なんといっても、このNANTO製のものはチタンで出来ており、1gしかないのだ。

 

唯一の欠点としては、ちょっとした事ですぐ無くしそうなことだ。

気をつけよう。

 

電気ケトルは、ちょうど母が欲しがっており、実家に持って行こうと思う。

そっちでまた活躍してくれると、自分も嬉しいのである。

 

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