生活を可能な限りミニマルにしたい。
できるだけ持ち物を減らして、思い立ったらハイエースに荷物を全部詰めて、ぷらっと引越しできるようになりたい。
生まれてこの方、電子レンジは常に生活の中にあった。
「電子レンジがない生活」という発想もしたことがなかった。
↑ただの電子レンジとして使われているうちのヘルシオ
電子レンジを手放した生活というのは可能だろうか?
それを考えるためには、自分は電子レンジを何に使っているかを考えないといけない。
独身中年男の自分は、以下の調理で使用している。
- 冷凍ごはん温め
- 冷凍食品などの食品全般の温め
- 専用ケースでパスタを茹でる
- オーブンでトースト作成
これら4つの調理を、全て別の方法で代替できれば、電子レンジを手放せるということになる。
ネットで、「レンジなしで冷凍ご飯を解凍する方法」を検索すると、蒸し器やせいろで蒸す方法が出てきた。
独身中年男は当然そんなものはもっていないので、フライパンと平ザルで実験してみる。
↓前日に炊いて冷凍しておいたご飯
↓フライパンに水を張り、平ザルの上に冷凍ご飯をのせる。
↓火にかけてしばらく待つ。
↓解凍されたご飯
解凍は問題なくでき、蒸しているのでふっくら美味しいご飯になった。
出来上がりとしては何の問題もなし。
ただ、結構時間がかかり、ガス代も結構使うため、やや仰々しい方法に感じた。
そのため、そもそも冷凍せず、「ご飯は炊いた当日になるだけ食べきっちゃう」方がいいかもしれない。
いずれにせよ、必ずしも電子レンジである必要はないことがわかった。
次に、ご飯を温めた後のフライパンのまま、おかずを温めてみる。
↓楽天スーパーセールで買った鶏の炭火焼き(めっちゃ美味い)。
中身を出して、加熱したところ、これも美味しく温めることができた。(写真撮り忘れ)
こういう食品に関しては、”蒸し”じゃなくて、フライパンで普通に焼いてもよさそう。
また、レトルト系に関しては、普通に湯煎すれば問題ない。
いずれにせよ、電子レンジである必要はない。
一人暮らし男の強い味方として、電子レンジでパスタが茹でられる専用ケースを使ってきた。
これは、確かに便利。
さらに、麺がモチモチになって美味しくできる。
だが、パスタとは本来鍋で茹でる物なので、当然、電子レンジである必要はない。
自分は、スーパーに売っている期限間近の値下げ食パンをよく買ってくる。
それを、だいたいピザトーストにして食べるのだが、それには電子レンジのオーブン機能が必要だ。
これだけは代替不可能かと思ったが、別の方法を思いついた。
今はうつ療養中なので出来ていないが、自分は元々キャンパーである。
キャンプの朝食では、よくホットサンドを作っていたのだ。
キャンプだけではなく、家でもホットサンドメーカーでパンを焼けば、オーブンは不要であることに気付いた。
試しに、ピザホットサンドを作ってみる。
↓ホットサンドメーカーにバターを塗って、食パンを置き、ケチャップをかける。
↓ソーセージを適当に切ってのせる。本当は玉ねぎやピーマンが欲しいが、そんなものは独身中年男の家にはない。
↓溶けるチーズをのせる。のせればのせるだけ美味い。
↓もう1枚食パンを重ねてプレスし、焼く。
↓出来上がり。キャンプで何度もやっているので当然美味い。チャムスの柄が浮き出るのがお気に入り。
ピザトーストはこれで作れるので、電子レンジである必要はなかった。
以上で、自分の電子レンジの使用方法は、すべて別の方法で代替できることがわかった。
よって、電子レンジは手放すことが可能(たぶん)という結論となった。
これから、電子レンジは持ったまま、あえて使わない生活をしばらく続けてみて、本当に手放せるかを検証していこうと思う。