【休職#26】うつ病休職2ヶ月+20日目。焦らなくていい。

おそらく、うつ病になった人の100%がぶつかるであろう「焦り」の問題。

「はやく治さなければ」

「はやく復職しなければ」

「はやく次の仕事見つけなければ」

とにかく、焦る。

でも、「”焦り”という感情が強くなる現象自体が、うつ病の症状」ということ。

なので、焦ってたら、「あー焦ってるけどこれもうつ病の症状だから、なんならまだ治ってないんだから休まなきゃな」と思った方がいい。

とはいえお金の問題がありますよね

焦らないと言っても、現実問題、傷病手当の期間が終わってしまったり、そもそもフリーランスやフリーターだった人は、お金の問題にぶち当たる。

とにかく、「うつ病」は「お金の問題」といっても過言ではない。

うつ病のほとんどの原因は「労働」で、「労働しなければいけないのは金がないから」なのである。

とはいえ、そこは日本人に生まれた幸運に感謝すべきである。

日本人である限り、「最後の最後はお金は大丈夫」だ。

障害年金も取れるだろうし、最後には生活保護が取れる。

そもそも休職するのも、休職を延長するのも、職場の人の目などを考えて躊躇する。

だが、多くの人は、「世間体」や「自分のプライド」から、それらの制度を使う未来が怖くて、それでまた病んでいく。

俺はクズ

もう知らねえ。

俺はクズ。

人間なんだから病気になることもある。

それは自分だけじゃなくてみんなそう。

人間なんだから「完璧にすばらしい汚れのない綺麗な自分」なんかじゃない。

弱くたっていい。

エリートじゃなくていい。

あいつより劣っててもいい。

あいつはクズだって思われてもいい。

弱った時は、不正じゃない限り、使える権利を使っていい。

堂々と使うことが、次に弱る人が使いやすくなることにつながる。

「弱る時期」は、人それぞれ順繰り順繰り。

自分が元気になったら、次にまた誰かが弱っている。

その時に自分が元気だったら、次は自分が助けてあげればいい。

完璧じゃなくていい。

開き直り

Twitterでうつ病を克服した有名なアカウントの人も言っていたが、

“諦め”ることができて、うつ病を治せたと。

「開き直り」や「諦め」で前に進むこともできる。

諦め、「諦感(ていかん)」を持とうというのは、2500年前にもうブッダが言っていたこと。

病気になる、老いていく、死んでいく。

病気が治る、若返る、生まれ変わる。

そうやって、上にも下にも、常に自分が変わっていく。

常にマッチョな同じ状態を維持できるわけじゃない。

時に強く、時に弱い。

そういう「流れ」に、さからわないで、身を預けて生きる。

「大切な自分のために、”休まないといけない時”は休もう」

自分が今、「休まないといけない時」か?

「もし自分の大切な人が、今の自分と同じ症状だったら、なんて声をかけてあげるだろうか?」

その言葉が、「仕事は気にせず今は休んだ方がいい」だったなら、自分は今休むべきなのだ。

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