基本的に、自分は「棚」や「引き出し」などの家具は一切持たない。
「本棚」もないし「ラック」もないし、「タンス」もない。
その季節で着る服や、鞄などの常時使うモノ以外は、すべてトランクカーゴに入れている。
また、自分は床の民であるがゆえに、全ての作業・生活を文机ひとつで行なっている。
文机には引き出しなどがないため、ペンや爪切りなど、すぐに手に取りたい小物をどこにしまうか、という問題がある。
これまでは、自分の定位置ポジションの横に、量販店で買った布製の箱を置いて、その中に無造作に何でも入れていた。
ごちゃあ。。。
パーキンソンの法則というものがあるが、「収納箱を用意すると、その容量までモノを入れてしまう」。
この状況はまさにそれで、「本当は手元になくていいものまで、スペースがあるから入れてしまっている」という状況。
また、ティッシュも剥き出しで置かれていて、あまり見栄えが良くない。
この2つの問題(小物置き場・剥き出しティッシュ)を解決するために、色々と考えた。
その結果、引き出し付きティッシュボックスを、唯一のリビング収納として導入することにした。
ネットの海を探して探して、やっと理想の一品にたどり着いた。
Creemaというハンドメイド販売サイトで見つけたのだが、欠品していたので制作を依頼した。
そして、1ヶ月待ちでお迎えした。
『工房やまぼうし 引き出し付き木製ティッシュケース 栓(セン)北海道産(5,600円)』
無垢材の栓や、作り、仕上げ、すべてが最高に美しい。
制作を依頼した時は、栓の材料がなかったらしく、その発注から行なっていただいた。
ティッシュボックスに5,600円は高いと感じるかもしれないが、無垢材で、かつ1つ1つ職人さんが丁寧に仕上げてくださっていると考えると、全く高いとは思わない。
素晴らしい1品を手にできて、とても嬉しい。
壊れない限り、一生モノとして使っていきたいと思う。
本当に手元にいつもないといけないモノを選別して、引き出しに収納した。
具体的には、ペン・はさみ・爪切り・耳かき・コード類。
他のモノは、使用頻度が低いので、トランクカーゴに収納した。
定位置に設置してみると、こんな感じになった。
スッキリー。
気持ちがいいね。
これも大成功。
これで、部屋の再構築は一旦完成した。
しばらくは、消耗品以外のモノを買わない生活を楽しもうと思う。
休職中で、これからのお金の心配もあるからね。