「吾輩は床の民である」
日本人は、”椅子の民“と”床の民“に分かれると思っている。
ダイニングテーブルでご飯を食べて、ソファでくつろぐのが”椅子の民“。西洋的。
ちゃぶ台でご飯を食べて、座椅子でくつろぐのが”床の民“。日本的。
これは、幼少期からの育った家による影響が大きい。
自分の実家は、丸いちゃぶ台を家族で囲んでご飯を食べてきて、ずっと床生活をしてきた。
そのせいか、長時間イスに座っていられない。
イスやソファでは真にくつろげない。
床にだらっと座ったり、床に寝転がったりするのが、最もリラックスできる。
人間猫である。
そういうことで、一人暮らししてからもずっと床生活をしている。
文机という和風のローテーブルを使っていて、それ1つでご飯も、パソコンも、書き物も、テレワークも全部行っている。
最近、部屋の配置を替えたのだが、電源タップの位置が変わったために、コードが邪魔になってきた。
無印良品の通称「人をダメにするソファ」の小をおいて、それを背もたれにして深めにだらっと座っている。
必然的に、脚が文机の下をくぐって向こう側に出るのだが、今のパソコン・タブレットの配置だと、コードが脚にあたって気持ちが悪い。
そこで、テーブルクロスクリップというものを導入してみた。
これは、本来テーブルクロスがずれないように止めるためのものだが、これでコードをまとめてみる。
実験的に買ってみたのだが、これはなかなか良いではないか。
色も黒にしたことで、そこまで文机の雰囲気も壊していない。
薄いので、テーブルクロスクリップの上にMacがきても、Macの脚のスキマの下におさまるため、干渉しない。
これで、脚にコードがわさわさして気持ちが悪いのが解消された。
しかし、写真で改めて見ると、ドンキで買った牛柄クッションの違和感がすごいな。
でも、サイズも柔らかさもベストなのだ。