最近、「機械に頼らない生活」をチャレンジして楽しんでいる。
これまでは、衣類乾燥用にシャープの除湿機を使用していた。
この除湿機自体は、非の打ち所がない完璧な製品だった。
しかし、高性能すぎて、中年男一人暮らしには少しオーバースペックだなと思っていて、ハードオフで引き取ってもらった。(かなり高額がついて驚いた)
「炭八」という、炭を使った調湿グッズがよいと、SNSで話題になっていた。
色々調べたところ、「出雲カーボン」という島根の町工場が作っている製品で、”日本の製品好き”の自分にグッときた。
性能も素晴らしそうなので、導入してみることにした。
江戸時代チックな名前やデザインが最高に自分好みだ。
炭八は、針葉樹を使うことにより備長炭の2倍以上の調湿能力を持ち、半永久的に使用できる。
部屋の各所に置いておくだけで、湿度が高い時は炭が吸って下げ、湿度が低い時は炭から放湿して上げてくれる。
また、もちろん炭なので消臭・除菌効果も発揮して空気を綺麗にしてくれる。
とのこと。
いろんなサイズがあって迷ったが、デザインが一番好みだった3Lと、400mLの小袋サイズを買った。
3Lは、クローゼットなどの収納に入れる用と、部屋の各所に置く用に使う。
↓トイレ上の物置に
↓シンク下収納に
↓下駄箱に
↓クローゼットに
↓ベッド下に忍ばせて
小袋サイズは、奈良の伝統的な蚊帳材で作られた、専用ケースとのセットを買った。
これは、洗濯物を干すために設置している突っ張り棒にかける。
それ用に、ダイソーでツイストS字フックも調達してきた。
なまらかわいい。
洗濯物を干したとき、これまでだったら湿度70%ぐらいまで行っていたのだが、炭八を導入してから60%ぐらいに留まるようになった。
また、雨の日も、部屋の中のジトジト感が若干緩和された気がする。
効果もさることながら、何より電気を使わず、一生使えるというのがいい。
袋は何年かしたら破けるだろうが、中の炭だけ別の袋に入れ替えれば、効果はそのままだ。
結局、気に入りすぎて「3L x 12個」「400mL x 4個」まで増やした。
本気でやる場合は、1畳につき12Lぐらい必要みたいなので、全然足りてはいない。
でも、ミニマルライフ的に、自分の荷物の量があんまり増えるのは嫌で、これぐらいの量がなんか気持ちがよかったので、ひとまずこの布陣でいこうと思う。