30代男のただの日記です。
自分は今、激務の末にうつ病診断が出て、休職している。
そして、たまたま同じ部署の先輩も、適応障害で休職している。
この先輩とは、入社した9年前から気が合って、プライベートでも頻繁に遊んでいただいている。
先輩なのでちょっと失礼な言い方かもしれないが、一生の友人と自分は思っている。
そんな先輩と、月に1回、病状や、治療のこと、リワークのこと、復職のこと、それ以外の選択肢のことなどを、情報交換させてもらっている。
自分は、独身だし、身内ではうつに関して話せるのが親しかいない。
そのため、先輩とそういう話しができて、とても心が助かっている。
先月までは、ランチしながら話して、カフェに行って帰るぐらいだった。
先輩は、お子さんもいるので、家庭のこと・育児のこと・仕事のことで板挟みになっていて、結構つらそうであった。
そのため、ちょっと家を離れてゆっくりしようということで、スーパー銭湯にいくことになった。
横浜みなとみらい「万葉倶楽部」。
自分は、その先輩たちと毎年、赤レンガで開催されるGreenroom Festivalに参加するのが恒例になっている。
Greenroomの後は、東京まで電車で帰るのだが、それが結構きつくて、この「万葉倶楽部に行ってみたいねー」と話していた。
それが、このタイミングで初体験となった。
今回はゆっくりするために、開店すぐの午前10時に行った。
正直、東京からいくので、朝結構早く起きなければならず、睡眠薬を3時間前倒しで飲んだりと、調整が必要で大変だった。
しかし、頭がぼーっとする中、なんとか電車にのり、たどり着いた。
まずは中に入って受付をする。
開店スタートダッシュを切る人たちが結構いて、受付は10分くらい待った。
受付後は、風呂のロッカーに荷物を入れにいく。
その流れで、風呂に入って、作務衣に着替える。
温泉は、洗い場も湯船も広くて、露天風呂から横浜の海が一望でき、かなりよかった。
お湯も、湯河原の温泉から持ってきているとのことで、本物の温泉である。
ひとっ風呂浴びた後は、食事処でお昼。
つまみを頼みながら、少しお酒を飲んで、色んな話をした。
その後、屋上の足湯に行ったり、リクライニングソファが大量にある”お休み処”でまったり。
先輩は、お子さんがいるので、夕方ぐらいに帰った。
自分は、せっかくなので電車ギリギリまで満喫しようと思ってひとり残る。
進撃の巨人を10巻ほど読み進め、夕飯にカレーを食べ、最後にひとっ風呂浴びて、最高の仕上がりで東京へ帰った。
カレーは、「どうせこういう所の普通のカレーだろう」と思って、辛さを1段階上の「+3」というのを頼んだ。
「普通の1段上」である。
これが、バカみたいに辛くて、めちゃくちゃ食べ応えがあった。
美味いのだが、その後口の中がヒリヒリするほどの辛さであった。
万葉倶楽部、只者ではない。
帰り際、建物を出ると目の前はコスモワールド。
横浜の夜景が美しい。
普通に行くと、大人は3,000円ぐらい。
これで、開店から翌深夜3時までいられる。
お風呂も入り放題。
自分は、前売りチケットのうち、3,000円分の食事券がついたプランを事前に取っていた。
高いかどうかでいうと、全然アリだと思った。
3,000円で、1日中いられて、何回でもお風呂に入れる。
そして、漫画が結構あるので、仮に10冊読んだとしたら、1冊400円としても4,000円分は読めてしまう。
それだけで元が取れるのだ。
しかも、日曜日だったのに、お風呂は結構スペースに余裕があるし、お休み処も全然空きがある。
夕飯のピーク時だけは、食事処で少し待ちが出ていたが、総合して考えると結構空いている。
多分、みなとみらいという場所は、デートや、観光など、何かしらアクティブな目的があってみんな来ているのだと思う。
なので、「わざわざ、みなとみらいに来て、屋内にある風呂に入ろう」という発想の人は少ないのではないかと思った。
屋内に入ったら、みなとみらいだろうが何処だろうが、一緒だからね。
結構穴場だと思う。
深夜料金を払えば、朝まで居られるので、この辺で遊んで帰るのが面倒くさくなったら、気軽にまた使おうと思った。
ご飯は、ちょっとだけ高めです。