昨日、2週間ごとの通院の日だった。
前に言われていた通り、休職の2ヶ月延長の診断書が出された。
病状としては、あまり変わっていない。
SSRI(セルトラリン)を毎日100mg飲んでいるため、「気持ち」の面では、あまりネガティブすぎる思考がぐるぐるすることは減った気がする。
なので、機会のハードとソフトでいうと、「ソフト面」は少し改善している気がする。
これは、うつ病になってから、考え方について、より書籍やYouTubeの精神科の先生の動画で学んだことが大きい。
いわゆる、認知行動療法である。
メタ認知やマインドフルネス、べき思考をやめる、目的思考をやめる、ゆるく考える、適当に生きる、など。
益田先生や樺沢先生がYouTubeをやっててくれて、本当に助かっている。
YouTubeがなければ、もっと今も焦りの暗闇の中を彷徨っていたと思う。
動画の中で、「だいたいみんなこういう症状で、これぐらい時間がかかります」とか教えてくれるので、自分もまだ休んでいて普通なんだと安心できる。
「ソフト面」は改善していているとして、問題は「ハード面」である。
つまり、物理的な脳と身体の問題だ。
脳の問題としては、とにかく睡眠がとれない。
薬がないと1時間も寝れない状態は、全く変わっていない。
「考え方」は学べば理解して実践できるが、「物理的な脳」が壊れて元に戻るには、結構時間がかかるのだろうな。
あとは身体の問題。
睡眠がやはりうまく取れていないのもあると思うが、午前中は本当に身体が鉛のように重くて、頭もぼーっとして、うまく動けない。
だいたい12時〜13時ぐらいに、身体に力が戻ってくる感覚があり、わりと活動できるようになってくる。
そういうわけで、午後から、せめてもの活動として、部屋のアップデートや、こうやってブログを書いたりしている。
とりあえず、休職は延長できたので、運動・睡眠・朝散歩を続けて、なんとか普通に寝れて、午前中から活動できるまで回復させたい。
今まで、3種類の睡眠薬を処方されて、毎日すべて飲んでいた。
具体的には、「デエビゴ」「プロチゾラム」「オランザピン」の3つだ。
昨日の受診で、「プロチゾラムは頓服にしてみましょう」と言われた。
つまり、「基本的にはデエビゴとオランザピンの2つを飲んで寝て、寝れなさそうだったらプロチゾラムも飲んでください」ということだ。
結果的に、全て2週間分処方されているのは変わらないのだが、飲み方が変わったということ。
少し、薬を減らしてみましょう、ということなんだろう。
それで、昨日さっそく試してみた。
これが結構失敗だった。
眠りが浅くて、2時間おきぐらいに目が覚めるのと、寝付くたびに悪夢をみた。
昔付き合っていた人と喧嘩する夢、会社で焦ってる夢、部活で失敗する夢。
夢を沢山見るということは、浅いレム睡眠が続いているということであり、深いノンレム睡眠になっていないということだろう。
意外と、「プロチゾラムも効いてたんだなあ」と思った。
ということで、またしばらくは3種類全部飲んで寝ようと思う。
休職延長の件を、LINEで上司に報告した。
そこで、「自分のように長期間休んだ人でも昇進できた人」の話しなどをしてくれた。
また、「転職も1つだと思います」と、「会社の上司」としてだけではなく、会社を超えた自分の人生として親身になった言葉をもらった。
それが、「本当に心から自分を思って言ってくれている」のか、「面倒な部下をもってしまったから転職して欲しい」のか、本心のところは分からない。
でも、本当にいい人だと思うので、後者の気持ちも少しはあるのかもだけど、前者の気持ちが大きいと思う。
いずれにせよ、邪険に扱われないだけ、本当にありがたい限りだ。
ここは、本当に人に恵まれたと思う。
感謝するしかない。
また、昨日の受診で、主治医の先生にも、「9年間も体を壊すまで頑張ってきたんですから、使える権利は使っていいんです。本当に治るまでは、休めるだけ休みましょう」と言ってもらったのも、かなり心強かった。
9年間か、確かに、頑張ってきたなあ。
1度もつまずかずに40年働いた人からすると、まだまだだろうけど、自分的には、本当に頑張ってきたと思う。
北海道のど田舎に産まれて、名前を書くだけで入れる底辺高校から、東京の歴史ある会社に入って、東大卒とかがゴロゴロいる中で必死に働いてきたんだ。
もともと、自分はそんな人間じゃなく、もっとユルイところに居たい人間なのに、ようやったよ。
だから、頑張った過去の自分に感謝して、今は休ませてもらいます。
今焦って動いて、また再発させたりを繰り返すと、本当にドロ沼に入る気がしているので、1回で完全に治しきりたい。
今は、そんな感じ。
最後に、Twitterでつぶやいた、自分が後から見返したいツイートを貼り付けておく。