絶望感がかなり薄らいできた。
SSRI(セルトラリン)を100mg飲み続けていて、毎日ほぼ欠かさず朝散歩もしてきた効果が出てきたのだと思う。
先週、通院をしてきたが、先生も「薬の効果が出てきたみたいですね」と言っていた。
希タヒ念慮については今はほぼない。
不思議だね。
人間の「意識」って、なんか霊的というか、実態のないもののように思えるんだけど、実は脳という実態が存在する。
脳の恐怖を司る器官(扁桃体)の動きを薬で抑えると、絶望感が減っていくのだ。
普通は、ネガティブなことは自分の「思考」で、方向を変えないといけない。
だが、抗うつ薬は、その「思考」に反して、無理やりネガティブを減らして、楽観性の方へ、無理やり舵を切ってくれる。
睡眠薬を飲むと、自分が寝たいかどうかに関わらず、強制的に眠ってしまうのに似ている。
すごいねえ。
でも、そうやって薬に「おんぶにだっこ」ではいけない。
いつかは薬は飲まなくなるのだから、「薬がなくても絶望や鬱に落ちない思考」を身につけないといけない。
自分は、「自己否定的・自信のなさ・自己愛性・引っ込み思案・不安症・考えすぎ」で生きてきたので、それを自覚して、方向性を変えていく。
考え方について、まとめないと。
部屋の片付けとFX遊びに熱中して、あまり取り掛かれていない。
昨日、休職して1ヶ月経って初めて、いつも仲良くしていただいている先輩方4人と飲みに行った。
以前、ボランティアで少し他人とランチはしたが、長時間遊ぶのは、うつになってから初めてだった。
当日の朝、いつも通り身体に力がなく、なんだか活動したい感じじゃない。
なので、気持ちの上では遊びたいのだが、身体のダルさで、ちょっと行くのが億劫だった。
でも、なんとか行けそうだったので、向かった。
みなさんと会った自分は、意外と普通にコミュニケーションができた。
と思う。
でも、もしかしたらみなさんから見たら、いつもの自分より元気がなかったかもしれない。
多分、休職してすぐのころは、もう本当に自分が自分じゃないみたいだったので、うまく会話できなかったと思う。
でも、今は薬のおかげで割と自分を取り戻してきているので、それでうまくコミュニケーションもできたのだと思う。
楽しかった。
お酒は、本当はうつ病や不眠によくないらしい。
でも、今日はせっかくの日なので、3杯だけサワーみたいな軽いのを飲んだ。
1回だけ家族でご飯食べた時にちょこっと飲んだ以外では、ほぼ1ヶ月ぶりのお酒だった。
そのせいか、結構疲れが来てしまった。
14時に集まって、表参道にできたフェンダーショップを見学して、それからメキシコ料理屋にいって、それからまさかの牛角に行った。
メキシコ料理屋でもそこそこ食べたのだが、なぜか今日はみんな2件目の牛角でお肉をたくさん食べた。
自分も、なぜかめちゃくちゃ食べれて、「カルビ専用ご飯」を片手に肉を食べて、最後にビビンバまで平らげた。
それで、19時ぐらいに解散となって、同じ中央線の先輩と一緒に帰った。
いつもなら、そこから最寄駅でコーヒーでも飲むか、スイーツでも食べて帰るのが流れだったが、この日はお酒の影響か、疲れがすごかったので、解散にさせてもらった。
久々の外部との接触だったし、大人数での会話や、電車に乗るのすら久しぶりだったので、やはり精神的体力が衰えているのだと思う。
「病んで→休んで→治ってきた→休んで体力が落ちてる→(これから)体力を回復させていく」という流れかな。
少しずつ、できることを。
週に何回も家族以外の人と会うのは、まだ厳しそう。
少しずつ、回復させていこう。
調子が少し良くなってきて、自分が9年通ってきた会社ってどんなだったかを思い出してみた。
お堅くて、考え方が古くて、規則に縛られていて、服装もスーツで縛られて、みんなの空気はピリピリしてて、観葉植物すらない灰色な殺風景なオフィスで、ほぼサボらず考え続けて仕事しないとこなせないほど余裕がなく、誰の喜びにもならない無駄な書類を作っていて、定時で帰る日なんてほぼなく残業して、晴れている日にもオフィスの外に出ることはできず、システム障害が起きれば深夜でも土日でも駆けつけて対応していた。
あー、しんど。
だけど、給料だけはとんでもなく良い。
残業を年360時間ぐらいしてたというのもあるが、外資系などの超高収入を除けば、同世代のトップクラスの年収だったと思う。
ネットで見た統計では、同じ年齢の上位1〜2%ぐらいだった。
あーでも、あの全く余裕のない生活。
平日は7時半に家を出て、22時に帰ってきてご飯食べて寝るだけ。
そしてまた翌日にタヒんだ目で起きて、朝7時半に家を出る。
それでも、自分の性格上、自分が心から頑張りたい仕事であったり、極めたい仕事だったら、それほど苦ではないと思う。
でも、お堅い会社の社風も嫌いだし、古い技術ばかりで、無駄な事務ばかりの業務の中で極めたいこともない。
働いていた時や、休職してすぐのころは、「エリート出身でもない自分が、こんな給料もらえる仕事を手放すなんてもったいなさすぎる」と考えていた。
「ここで我慢して働いて、早期リタイヤできればいい」
と思って我慢して働いてきた。
でも、今日の時点では、「心の底からあの仕事に戻りたくない」と思っている自分がいる。
この先、薄給な仕事にしかつけなかったとしても、あの仕事にまた戻るなんて、もうムリだ。
うつの原因となったストレス原因を取り除かないまま、体調が戻っても、同じ環境に戻ればまた同じストレスでうつになるのは当然だ。
「原因となったストレスを取り除かないといけない」のだ。
自分の場合は、仕事や会社自体が合わなすぎたことが原因なので、そのまま同じ仕事に戻れば間違いなくまた極大なストレスをかかえるし、うつに逆戻りするだろう。
なにより、心の底から戻りたくないと思っているのだから、その心の声を大事にしようと思う。
ホ・オポノポノを始めてからか、自分の心の声(インナーチャイルド)をキャッチして、大事にできるようになってきたと思う。
今までは、心の声を無視して、「実利」で選択してきた。
でも、これからは心の声を大事にして、インナーチャイルドと会話しながら、インスピレーションをもらいながら、むげにせず一緒に歩んでいければと思う。
インスピレーションにしたがって進もう。